ちりとてちん

事務所に詰めている時は昼休憩にテレビを見るんだけど、今シーズンのNHK連続テレビ小説が面白い。

主人公のキャラが、近年の連続テレビ小説ではいなかった感じのダメさで、見てるとイライラハラハラムラムラするんですよ。
妄想癖があって暴走気味で悲観主義の変な女の子が女流落語家を目指すという話なんだけど…
前シーズンの旅館の若女将になる元ケーキ屋の女の子の話は出来過ぎで、最後の辺りは話が読めちゃってあんまり楽しめなかったけど、今回のはその反動みたいにギャグ路線な感じで好き。

登場キャラ皆がみんな、キャラ立ち過ぎってくらい面白いんだけど、私の注目キャラは4人の兄弟子のうちの一人、4番目の四草さん。たまにボソリと喋って人の痛い所を突き、美味しいトコだけ掻っ攫おうとする…けど、どっか抜けてる。そんなキャラ。
九官鳥を飼っているのもポイント高い。動物ネタは反則だわ(*´∀｀*)あのセリフ仕込んでるとこを想像すると笑ってしまう…あの無表情で延々と機械のように九官鳥にセリフを吹き込む四草さん。　ｳｸﾞﾌﾌﾌﾌ(*´ｍ｀)

毎日見られるけど、たった15分かぁ…それで話がてきぱき進んでいくからすごいよな…まとめ力って大事だ。
だらだらと書き連ねられた、いつまでも終わらない話…そんなのは、信者は喜ぶかも知れないけど読者は飽きて離れていってしまうんじゃないかな。と、某雑誌の長寿連載が今何巻まで出ているのかがふと気になった昼下がり。