たいてい呟いているが、たまに叫んだり謝ったり
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先日、荒木神の短編集『死刑執行中脱獄進行中』を購入したんですよ。

ケース入り、パール加工された綺麗な装丁に読む前からもうワクワクしてた。
そんで、読んだ!面白かった!!
以下感想。
・死刑執行中脱獄進行中
表題作。
居ると死にそうになる部屋…『監獄』ではなく『処刑室』からの脱獄を図る死刑囚。
うっかりすると即死する危険を悪運の強さと機転でかわし続け、自らの力で死刑を延期させ続けているが、その部屋に居るという点で、死に続けている。(進行形)
最後の、前向きなようでいて諦めたような老いさらばえた背中が哀愁。
・ドルチ
カラーページはセクシー水着美女の…死体。
猫のドルチが賢過ぎ。 本当に猫か?
海で遭難して救助もなかなか来ない極限状態で、カニバラー(誤)と化す飼い主。
でも、読み進めるうちに彼が狂っている…というか、究極度の自己中というか、やはり追い詰められてしまったが為に露呈した本性がメッキが剥がれるように現れてくる。
猫に感情移入していると、恐怖がジワジワ来る…
ていうかドルチ、本当に猫か?
最後は、何だか続きそうな終わり方でよく分からなかった。続きあるなら読みたい…!
・岸辺露伴は動かない~懺悔室~
相変わらずの露伴先生でした。
漫画の為なら禁止されている写真撮影もしちゃうし神父になりすましもする。
『神父に話したと思わせる事が彼の為』とか言ってるけど完全に後付けの理由ですね(断定)
懺悔室に現れた男が明かした休まる事の無い心の内は、確実に露伴先生の創作意欲を刺激してしまう『ブッ飛んだ』話。
露伴先生のモノローグ『彼は悪人だが彼の人生は尊敬できる』というのは、懺悔の男が、己の運命に一人で懸命に抗おうとする姿勢を指して言うのでしょう…
露伴先生も、4部中に『自分の運命を乗り越える』とか熱く述べてましたし。
しかしあんな悪霊に取り付かれたら、杜王町のあの小道で振り返らせるしかない…! 怖い!!
・デッドマンズQ
まさかのあの人が主人公でびっくり。
生前の面影が全く無いけど、静かな暮らしを求めているところは相変わらずでした。
でも彼の『仕事』は静かな暮らしとはかけ離れてる気がする…
幽霊にして暗殺者。
でも、幽霊だから何処にでも入っていけて、標的が何処に隠れても仕事が出来てしまう、という訳には行かないらしい…
後書きにあるように、人間と同等かそれ以上に制約が多いという設定が面白い。
その制約をどうやってクリアするか頭を働かせる幽霊男に、生前の極悪ぶりも忘れてガンバレと思ってしまう…!
二話目では何かホロウみたいなのが出てきてピンチに陥ってるけど、そこで終わり…え?えぇーーー!?
幽霊男に『自分をハメた』と疑われているあの尼僧は一体何者なのか?
依頼者である事は間違いないにしても、どういう経緯で知り合ったかとかも知りたい。
謎が全く解けてない…続きがあるなら読みたいわー!
他にも荒木神は短編描いてるのだろうか?
この前のジャンスクの六壁坂も面白かったし、こんな感じで短編集でまとまってまた出版される事があるかな…?
初期短編集のゴージャス☆アイリンも気になる。
ケース入り、パール加工された綺麗な装丁に読む前からもうワクワクしてた。
そんで、読んだ!面白かった!!
以下感想。
・死刑執行中脱獄進行中
表題作。
居ると死にそうになる部屋…『監獄』ではなく『処刑室』からの脱獄を図る死刑囚。
うっかりすると即死する危険を悪運の強さと機転でかわし続け、自らの力で死刑を延期させ続けているが、その部屋に居るという点で、死に続けている。(進行形)
最後の、前向きなようでいて諦めたような老いさらばえた背中が哀愁。
・ドルチ
カラーページはセクシー水着美女の…死体。
猫のドルチが賢過ぎ。 本当に猫か?
海で遭難して救助もなかなか来ない極限状態で、カニバラー(誤)と化す飼い主。
でも、読み進めるうちに彼が狂っている…というか、究極度の自己中というか、やはり追い詰められてしまったが為に露呈した本性がメッキが剥がれるように現れてくる。
猫に感情移入していると、恐怖がジワジワ来る…
ていうかドルチ、本当に猫か?
最後は、何だか続きそうな終わり方でよく分からなかった。続きあるなら読みたい…!
・岸辺露伴は動かない~懺悔室~
相変わらずの露伴先生でした。
漫画の為なら禁止されている写真撮影もしちゃうし神父になりすましもする。
『神父に話したと思わせる事が彼の為』とか言ってるけど完全に後付けの理由ですね(断定)
懺悔室に現れた男が明かした休まる事の無い心の内は、確実に露伴先生の創作意欲を刺激してしまう『ブッ飛んだ』話。
露伴先生のモノローグ『彼は悪人だが彼の人生は尊敬できる』というのは、懺悔の男が、己の運命に一人で懸命に抗おうとする姿勢を指して言うのでしょう…
露伴先生も、4部中に『自分の運命を乗り越える』とか熱く述べてましたし。
しかしあんな悪霊に取り付かれたら、杜王町のあの小道で振り返らせるしかない…! 怖い!!
・デッドマンズQ
まさかのあの人が主人公でびっくり。
生前の面影が全く無いけど、静かな暮らしを求めているところは相変わらずでした。
でも彼の『仕事』は静かな暮らしとはかけ離れてる気がする…
幽霊にして暗殺者。
でも、幽霊だから何処にでも入っていけて、標的が何処に隠れても仕事が出来てしまう、という訳には行かないらしい…
後書きにあるように、人間と同等かそれ以上に制約が多いという設定が面白い。
その制約をどうやってクリアするか頭を働かせる幽霊男に、生前の極悪ぶりも忘れてガンバレと思ってしまう…!
二話目では何かホロウみたいなのが出てきてピンチに陥ってるけど、そこで終わり…え?えぇーーー!?
幽霊男に『自分をハメた』と疑われているあの尼僧は一体何者なのか?
依頼者である事は間違いないにしても、どういう経緯で知り合ったかとかも知りたい。
謎が全く解けてない…続きがあるなら読みたいわー!
他にも荒木神は短編描いてるのだろうか?
この前のジャンスクの六壁坂も面白かったし、こんな感じで短編集でまとまってまた出版される事があるかな…?
初期短編集のゴージャス☆アイリンも気になる。
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(*´∀`)ウラノ様!
死刑脱獄面白かったです!いい本をオヌヌメして下さってありがとうございました!
アイリンは、ネタでレナにポーズやらせたりしたのでちょっと気になってるのです…
奇人偏屈はうたげ様とウラノ様の太鼓判という事で買い物リストに加えました!
『The book』はrara様が買ったのでレヴュウ待ちです(卑怯ww)
うわー今本屋に行ったら欲しい本が有り過ぎて大変な事になりそうです(*´艸`)
アイリンは、ネタでレナにポーズやらせたりしたのでちょっと気になってるのです…
奇人偏屈はうたげ様とウラノ様の太鼓判という事で買い物リストに加えました!
『The book』はrara様が買ったのでレヴュウ待ちです(卑怯ww)
うわー今本屋に行ったら欲しい本が有り過ぎて大変な事になりそうです(*´艸`)
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