乙女座の怪人

ガンダム00二期の放送が先々週から始まって、日曜が今まで以上に楽しみで楽しみで仕方ない。
待ち遠しくて次の日曜まで一日千秋の思いだ。
しかしそう思ってたらすぐその日曜になっていたりして、時間の流れの速さに驚く。

日曜は夕方になるといそいそと家へ帰り、録画予約を設定しているにもかかわらずテレビに張り付き、最初からリアルタイムで観る事の楽しさを噛み締めている。
第一話を観てメモしておいた事について、その興奮が落ち着いたのでここに改めて記す。

第一話『天使再臨』について(10月5日の日記参照)

二期で私が注目するのは何と言ってもあのアロウズの改造制服を着た戦国武将の如き姿の仮面の男。(以下『殿』と呼称する)

発言にグラハムのかほりがする上に、そのセリフで乙女座である事が確定し、なおかつ中の人まで同じだからだ(棒読み)
何で仮面なのか、陣羽織なのかがよく分からないが、たぶん趣味だ。『かぶきもの』なのだろう。
ガンダムを心待ちにしていたような言い草もグラハムっぽいなぁ…
正体は誰なんだろうなぁ…(棒読み)

ところでアロウズが作中悪として見せられている点、その中にあって、仮面の男の『現れてくれたか』という言い方について。
そのまま受け取れば、戦えるのが嬉しいと好敵手として歓迎している描写であり、彼が好戦的な性格であるという表現に見える。
ここでちょっと考える。
かつてCBが変革を促した結果がこの時点での世界。
変革は中途半端に終わり、多大な犠牲を強いたにもかかわらず、相変わらず(むしろ前より悪い)歪みを見せている。
その事について、CB…ガンダムが『責任を取りにくる』『責務を果たしにくる』のを、仮面の男は待っていたのではないか。
その上で、グラハムで言うところの『刮目させてもらおう、ガンダム』という感じではないだろうか?


…深読みし過ぎか。私は自分に都合良く、仮面の男に『実はグラハムみたいな熱い性格』というのを期待してしまうようだ。


しかしエンディング(オープニング)で殿のパイスー姿を初めて見て吹いて、小難しい事はどうでもよくなった。

何でこうもかぶいているのか!! 角付きヘルメット、略して角メット!!
アロウズのダサいパイスーに、更に堪らない可笑しさを醸し出す角メット!!
パイスー姿の時はわざわざ付け替えているのかそれとも外れる仕様なのか、仮面の顎部分が無いのも気になった。なかなか形の良い鼻してんじゃないか(幻海っぽく)

で、『ちょwwwwwツノwwwww』と笑おうと思って、描いてみた。



そしたらなんか格好良く見えてきて、途中から本気になった。
格好良いよ角メット!!格好良いよ殿!!