たいてい呟いているが、たまに叫んだり謝ったり
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彼が食材卸業者の友人に薦められたという、昨秋にオープンしたばかりのフレンチレストランへ行った。
店の名は『Deuxieme ドゥージエーム』
春は桜の名所として賑わう松川沿い、今は夏で葉桜が濃く静かな一角に、ショーウインドウみたいに大きな窓のその店はあった。
川に面した大窓なので、花見の季節だったらさぞ見事だろう。 で、そういう時期は予約で一杯らしい。
ディナーだからそれなりにオサレして来たが、ランチで来るならジーンズでもいいだろうと思う。
ブログのネタにしていいか訊くと、OKもらえた。新調した携帯電話の500万画素なカメラが吼えるわ。
席数は20ほどで、オーナーシェフの旦那さんと、フロア担当の奥さん、若い夫婦二人でやってる小さい店だ。
白い店内、テーブルクロスは青で爽やか。
貸切ではないのだが、客は私達だけ。 緊張しつつも気楽だ。
食前酒にスパークリングワインを頂く。 甘い香りで、飲みやすい。
パンは自家製との事。 添えられたバターも非常に美味しく、パンの外皮のパリパリなのが良いツマミになる。
一品目の前菜は、海老のソテー、赤ピーマンのムース、鯵と桃のカルパッチョ。

海老は海老で美味しかった。
それにしても魚と桃とは。意外な組み合わせだったが、一緒に食べると魚の塩味に桃の甘さと香りが合わさって食べた事の無い味になる。しかも美味しい。
赤ピーマンのムースも滑らかにとろける美味しさ。ピーマンっぽさがなくて良い。似せて作ってみようかな? で、ピーマン嫌いの母を騙して食べさせ、実はピーマンでした!とネタばらしをしてびっくりさせてみたい。
前菜の二品目は、リードボーとアンデーブとマンゴーのサラダ。

リードボー? アンデーブ? 何ぞソレ?
サラダの内容はチシャレタスに、角切りのトマト、クリームチーズ、マンゴー、そして、謎の肉と謎の野菜。
この肉と野菜ががリードボーでアンデーブなのだろう。どっちがどっちだか分からないが。
謎の肉は、食べた事が無い味だった。 プリッとしつつ柔らかい食感、脂身の甘さと、微かなレバーの風味。 内臓系の部位だろうか。謎の野菜は、シャキシャキした食感で、すっごい苦かった。
思い切ってフロアの奥さんに訊いてみた。謎の肉がリードボーで、仔牛の胸腺という部位らしい。
謎の野菜アンデーブは『日本名はチコリーです』と言われたが、ああ、それ英名だ。根を煎じてコーヒー代わりに飲むというあのチコリーか…和名は菊苦菜(キクニガナ)…苦いわけだわ。
ここらで最初に出されたスパークリングを飲み干し、ワインリストをもう一度見せてもらった。
しかし彼が既に良いが回り始めているらしく、一瓶頼んでも飲みきれないかもしれないという。ならばとグラスワインを注文。
私はカクテルを…メニューには無かったが、材料はあると見た…キールを頼んでみたら、快諾してくれた。
白ワインとカシスリキュールとグレナデンシロップで作る深紅の綺麗なカクテルで、大好物なのだ。
次のスープは、カプチーノ仕立てのキノコポタージュ。

泡立てミルクがかけてあって、たしかにカプチーノ。
マイタケの風味がいい。 非常に美味しく、彼はパンをおかわりして一緒に食べていた。
魚料理は真鯛のポワレ、五穀米とズッキーニとナス添え。

淡白ながら旨味ある鯛で、添えられた五穀米バターライスと一緒に食べるとじわっと味が出る。
あと、ナスとズッキーニの炒めたのもウマーだった。
肉料理は牛の頬肉と羊のリブの煮込み、添え物はポテトとザワークラフト風キャベツ。

牛頬肉の上に乗っかってるものが何なのかよく分からなかった。(奥さんに訊くのも忘れてた)
それ単体で食べると、柔らかいけど臓物っぽい苦味があってちょっとアレなんだけど、頬肉の煮込みと一緒に口に運ぶとウマー!!
羊リブは骨から肉を外すのには苦労したけど、臭みもなくて柔らかく、美味しかった。
ここまでくるともうお腹いっぱいで、でも次はデザート。
クレームブリュレとカフェラテを選択した。

苦しい…でもウマーーー!! 食べずにはいられないッ!! でも苦しい…でもウマーーーー!!
食事が終わった時、奥さんに、
『食べ慣れてらっしゃいますね。 羊肉とかお好みが分かれるので、残されてしまったりするんですが…』とか訊かれた。 フレンチ初めてですけどね…
『すごく綺麗に食べてくださって、こちらも嬉しいです』との事。 美味しいからつい、がっつきました。恥ずかしいです。
御馳走様でした。
店の名は『Deuxieme ドゥージエーム』
春は桜の名所として賑わう松川沿い、今は夏で葉桜が濃く静かな一角に、ショーウインドウみたいに大きな窓のその店はあった。
川に面した大窓なので、花見の季節だったらさぞ見事だろう。 で、そういう時期は予約で一杯らしい。
ディナーだからそれなりにオサレして来たが、ランチで来るならジーンズでもいいだろうと思う。
ブログのネタにしていいか訊くと、OKもらえた。新調した携帯電話の500万画素なカメラが吼えるわ。
席数は20ほどで、オーナーシェフの旦那さんと、フロア担当の奥さん、若い夫婦二人でやってる小さい店だ。
白い店内、テーブルクロスは青で爽やか。
貸切ではないのだが、客は私達だけ。 緊張しつつも気楽だ。
食前酒にスパークリングワインを頂く。 甘い香りで、飲みやすい。
パンは自家製との事。 添えられたバターも非常に美味しく、パンの外皮のパリパリなのが良いツマミになる。
一品目の前菜は、海老のソテー、赤ピーマンのムース、鯵と桃のカルパッチョ。
海老は海老で美味しかった。
それにしても魚と桃とは。意外な組み合わせだったが、一緒に食べると魚の塩味に桃の甘さと香りが合わさって食べた事の無い味になる。しかも美味しい。
赤ピーマンのムースも滑らかにとろける美味しさ。ピーマンっぽさがなくて良い。似せて作ってみようかな? で、ピーマン嫌いの母を騙して食べさせ、実はピーマンでした!とネタばらしをしてびっくりさせてみたい。
前菜の二品目は、リードボーとアンデーブとマンゴーのサラダ。
リードボー? アンデーブ? 何ぞソレ?
サラダの内容はチシャレタスに、角切りのトマト、クリームチーズ、マンゴー、そして、謎の肉と謎の野菜。
この肉と野菜ががリードボーでアンデーブなのだろう。どっちがどっちだか分からないが。
謎の肉は、食べた事が無い味だった。 プリッとしつつ柔らかい食感、脂身の甘さと、微かなレバーの風味。 内臓系の部位だろうか。謎の野菜は、シャキシャキした食感で、すっごい苦かった。
思い切ってフロアの奥さんに訊いてみた。謎の肉がリードボーで、仔牛の胸腺という部位らしい。
謎の野菜アンデーブは『日本名はチコリーです』と言われたが、ああ、それ英名だ。根を煎じてコーヒー代わりに飲むというあのチコリーか…和名は菊苦菜(キクニガナ)…苦いわけだわ。
ここらで最初に出されたスパークリングを飲み干し、ワインリストをもう一度見せてもらった。
しかし彼が既に良いが回り始めているらしく、一瓶頼んでも飲みきれないかもしれないという。ならばとグラスワインを注文。
私はカクテルを…メニューには無かったが、材料はあると見た…キールを頼んでみたら、快諾してくれた。
白ワインとカシスリキュールとグレナデンシロップで作る深紅の綺麗なカクテルで、大好物なのだ。
次のスープは、カプチーノ仕立てのキノコポタージュ。
泡立てミルクがかけてあって、たしかにカプチーノ。
マイタケの風味がいい。 非常に美味しく、彼はパンをおかわりして一緒に食べていた。
魚料理は真鯛のポワレ、五穀米とズッキーニとナス添え。
淡白ながら旨味ある鯛で、添えられた五穀米バターライスと一緒に食べるとじわっと味が出る。
あと、ナスとズッキーニの炒めたのもウマーだった。
肉料理は牛の頬肉と羊のリブの煮込み、添え物はポテトとザワークラフト風キャベツ。
牛頬肉の上に乗っかってるものが何なのかよく分からなかった。(奥さんに訊くのも忘れてた)
それ単体で食べると、柔らかいけど臓物っぽい苦味があってちょっとアレなんだけど、頬肉の煮込みと一緒に口に運ぶとウマー!!
羊リブは骨から肉を外すのには苦労したけど、臭みもなくて柔らかく、美味しかった。
ここまでくるともうお腹いっぱいで、でも次はデザート。
クレームブリュレとカフェラテを選択した。
苦しい…でもウマーーー!! 食べずにはいられないッ!! でも苦しい…でもウマーーーー!!
食事が終わった時、奥さんに、
『食べ慣れてらっしゃいますね。 羊肉とかお好みが分かれるので、残されてしまったりするんですが…』とか訊かれた。 フレンチ初めてですけどね…
『すごく綺麗に食べてくださって、こちらも嬉しいです』との事。 美味しいからつい、がっつきました。恥ずかしいです。
御馳走様でした。
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