それなりに乙女心もあるってもんだわさ。

「口調バトン」

+++掟+++
●0:絶対掟は守る事
●1:廻された人は廻してくれた人の指定したキャラの口調で書く事
●2:日記の内容は普段書くものと同じで構わない
●3:廻されたら何度でもやる事
●4:アンカーを突っ走る事は禁止されている
●5:口調が分からなくてもイメージ。一人称もそのキャラのものにする事
●6:これ以外のバトンとか貰ったらその廻してくれた人の名前もキャラなりの呼び方にする
●7:最後に廻す人を絶対４人指定する


ウラノ様からのお題、『ぼたんちゃん』でいってみます。
ぼたん＝私
レナ＝友人のユカさん(仮名)
朔夜＝彼

では、続きから。

ぼたんの閻魔帳


今日はお休みの日！
妙に早く目が覚めて、二度寝したかったけど、今日は日中も夜も予定が詰まってるからモソモソ起き出した。

土曜日にお休みがもらえるのは嬉しいやねぇ…何しろ今日がお休みで、明日もお休みなんだから。
それで調子に乗っちゃって、アタシってば昨日の晩、うっかり夜更かししちまったんだよね…ちょっと眼の下に隈が…やだよ、酷い顔。
今週は忙しくて御飯も適当だったから、不摂生が顔に出ちゃってるよ。

いくら気心の知れた仲良しさんとはいえ、これはないよね…無用の心配させちゃうし。
少しでもマシになるかと思って、朝風呂にして体をあっためて、目の下をマッサージしたりしてみた。 うん、ちょっとは隈も薄くなったかも。

何で今日に限って、抓ったって可愛くもならない自分の顔なんかにモタモタと構ってるかって言うとさ、朔夜が食事に誘ってくれたんだよね…
いや、朔夜が食事に連れてってくれるのはしょっちゅうなんだけど、それって普通のファミレスとかでゴハン食べて、ドリンクバーのお茶でもやっつけながらのんびりとダベったりする、ってパターンだったんだ。
それなのに、今回はフレンチで、ディナーだって。 何、蔵馬みたいなカッコつけたこと言ってんのさ…
気張った所じゃないから、着飾る必要はないって言われてもねぇ…わざわざ予約まで入れて行くようなレストランって初めてで、ちょっと緊張するよ。

服装にしたって普段はジーンズばっかりだから、どうしたもんかと思って。
そんで、レナに相談してみたら、妙に張り切ってくれちまって…
『服買いに行くわよ！ あと、ありったけのメイク道具持ってくわ、レディーに仕立ててあげるから任せて！』だって。
そんな訳で、ランチがてら買い物に行く事になってたんだ。 だから早起きしたって訳さ。

レナの見立てで、服は白地に深青のレースと花の模様が裾に付いたワンピース買って来た。
『ジーンズと合わせれば普段着にも出来るから良いんじゃない？』 って。
手持ちの黒のカーデとシルバーのパンプスを合わせて、と。 あ、何かこれ、朔夜の好きな色合いさね。 丁度いいや。
あとは髪を結い上げてもらって、服に合わせて青色系のお化粧してもらった。
お化粧、普段は全然しないし、し慣れない所為もあるからか、アタシはヘッタクソなんだよね…どっかで習うもんなのかな？レナは上手なんだよね。
さっすがレナ、そして化粧の力…『魅惑の粧』！ふぬぅぅぅん…いや、何か脱線した、そりゃ画魔だよ！ 浮かれて脱線した、しっかりしなよ、自分！
…うん、見れるようにはなった、かな…？

『私が腕によりをかけただけはあるわ、惚れ直すんじゃない？ どうなったか報告待ってるわー』なんて、レナってば人の事、さんざ茶化して帰ってった。 んもう、朔夜とは別にそんなんじゃないってば。



さて、もうすぐ6時…朔夜が迎えに来てくれる時間だね。

…あ、履き慣れない靴で足が痛くなるだろうな…絆創膏、用意しとこっと。




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ぼたんちゃん口調を意識はしたつもりでしたが、玉砕ですね(;´д｀)
これじゃ幽白のぼたんじゃなくてウチ設定のぼたんだ…原因はハッキリしてる、朔やんが出てきた所為だ。
でも朔眠での設定上の理由なので仕方ないです。 彼にコエンマ様役は無理があったんです。 ちなみに彼は、外見は少々、柊さん似です。お酒に弱いし。
出掛けた後の話を書いてないのは、朔眠での設定上の理由で如何ともし難い事態が発生したからです。


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